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2012/05/07

月がとっても綺麗だったから?

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連休中には昔の同僚が企画した懇親会のような催しにも参加した。
場所は、日本庭園の中にある歴史的建造物、有料で使える集会場。

ほとんど見知らぬ相手だったものの同じ業界の関係者が多いので
さほど無理せず話題を合わせられる環境だったのは幸いなコトで。

まあ大概の話題は聴いていられるし多少のコメントくらいできる
とは思うけれど、同業者や関係者なら馴染むのに苦労を要さない。

しかし連休後半だからか業種特有の事情か一斉には集まらなくて、
参加者は後から後から五月雨式にやってくる。そんな折の、一幕。

気付けば池に張り出した縁側のトコロで電話をしている人がいた。
その電話の相手は遅れて来た参加者で、道に迷ってしまっらしい。

「入口から池を回り込んだ建物」など説明するが分からない模様。
池越しに見えるようにと懐中電灯をスキャンしてみるが結果はNG。

木々の向こう、庭園の外にある建物を示して、それが見えるかを
聞いてもらったが、これもまた目に入らないという反応であった。

頼まれて道案内を代わる。まずは相手の現在地を知るのが最優先。
「そこは日本庭園ですか、もしかしたら普通の公園ぽい場所では」

「公園だと思います」案の定、隣の同名の公園にいるようだった。
地図が脳裏に浮かぶ。庭園は公園からみて東隣。方角を伝えたい。

「月を探してください。大きな満月。そちらへ向かって進むよう」
1~2時間前に上り初めたスーパームーンを思い出して方向を示す。

「あ、コンクリートの壁に突き当たりました」「そこが庭園の壁、
向かって左へ進んでってください」「壁を右手に見る感じですね」

電話の相手も言い換えて復唱してくれるので道案内も順調に進み、
借りた会場の時間ギリギリに遅れていた一人が無事に間に合った。

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「月で道案内するなんて」と、電話で案内を試みていた人は驚く。
「ちょっとロマンチック」……、かもしれんが天体は方角を知る
最も確実な方法の一つ、という感覚で使っただったりするけれど。

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