« 自称逸般塵の不通の日記(346) 続・五月雨式の散歩 | トップページ | 痛いコトなんて誰だって好きではなくて当然だから »

2012/05/17

裏を返しても数字は黒い

20120517_img10299_1ts


夏が少しずつ近付いてきているのを実感する日々。
久々にアポイントがあって都心へ出掛けてきたが、
帰りがけ、同行していたクライアントから新たな、
そのうえ驚くほど安い仕事を持ちかけられて当惑。
「足許見られた」と感じたが言い返す言葉もない。

そもそもにして毎日が求職中というのが自営業だ。
そして今は仕事を選べる状況ではないコトも事実。
「今日中に返答を」と言っていたのが「今決めて」
と変わった瞬間に、強く反発してしまったけれど、
その裏には、そういうわだかまりがあってのコト。

予実を管理している立場ゆえ出せる数字は限られ、
社内事情も手伝ってブラック労働的な費用でしか
提案できないという状況は分からないでもないが、
そんな「ぶっちゃけ話」の度合で勝負したくない。
というか受注側の弱さをもう少し踏まえてほしい。

もちろん自分自身の能力不足が今の苦境を招いて
いるという状況は分かっている、というより自分
自身が痛いほど思い知らされ続けてきているので、
先方の「金額は少しでも足しになる」との言葉に、
きっと何かが物凄く引っ掛かったのだろうと思う。

--
帰路の途中で喫茶店に立ち寄って作業をしながら
その葛藤を自分で処理するまでに数時間を要した。

「試しに短期間だけ受注する」とメールしたのは
日の長い今の時季では未だ日没前ではあったけど、
冬場なら真っ暗になっているくらいの時刻だった。

続けるかどうかは全くの白紙。やってみて考える。
自分なりにベネフィットとリスクを想定した判断。

店の外に出ると、梅雨前の涼しい夕方の風だった。

|

« 自称逸般塵の不通の日記(346) 続・五月雨式の散歩 | トップページ | 痛いコトなんて誰だって好きではなくて当然だから »