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2012/06/18

たまには時事ネタ(83) 思想に彩られた用語の方向性

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たまにネット上の議論などに目を通したり口を出したりする中で、
最近「ものわかりのよいひと」に対する反発心が一部にみられる。

「肉屋を支持する豚」とか「権力勾配」とかいう用語を見掛けた。
検索しても明快な定義がなさそうなので漠然とした印象で言えば、
前者は権力構造の外にいながら権力構造に対し従順を強いる存在、
といったニュアンスが含まれていて、否定的に用いられるようだ。

権力というコトは司法立法行政の三権および報道、あと大企業か?
その権力の座が特定個人のものであるコトは少ないから、たぶん
社会の中の一部の階層が握っているというイメージであるらしい。
そこに、より下の階層が、反発をするための武器なのかなと解釈。

また後者は、個人間にも権力の格差があり権力の劣る側は努力や
我慢を強いられたりする場面があるので解消すべしというコトで
あるらしく、権力の優れる側への批判や非難に使われてるようだ。

デモなどは権力に対する反発というコトなのだとは思うけれども、
そういう感覚の持ち主からすれば「デモをするなら賢くやろうよ」
といった助言さえも、権力勾配として反発心を抱くのかもしれん。

それから「同調圧力」てのもある、これは方向性が違うようだが、
やはり権力側やマジョリティに都合の良い方へ進むよう圧迫され
逆の側には都合が悪いのだと表明する文脈で、よく見受けられる。

他にも「プロパガンダ」や「スピンコントロール」などの用語を
見掛けるにつけ権力を非難するための用語は数多くあると知った。
全ては無辜の市民を擁護するためにあり、そのためには数多くの
用語を作り出してでも戦わねばならない、といった発想なのかな。

無辜の市民が本当に純真無垢であり何を措いても必ず保護すべき
対象であって決して衆愚ではない、かどうかは、ともかくとして。

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まあ何か小難しい話になってしまったが、書いてる本人にもよく
分かっていない部分があるもんだから、まあ致し方ないコトかと。

ただ、こうした用語は多くの場合、発言する当人の不快感だとか
不満や怒りなどの感覚に沿って発信されるものと、強く実感する。

そしてほぼ確実に、その語を持ち出すだけで意思表示できている。
曰く「私はそれを権力にすり寄る悪の行為だと認識している」と。

そんな否定的な文脈ばかりで使われてる用語を肯定的な文脈でも
使ってみたい、なんて衝動がちょっと生じたのは天邪鬼だからか。

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コメント

時折このエントリに対し多数のアクセスがあるようなのですが、何処かにリンクが張られているのでしょうか。もし差し支えなければご教示いただけると幸いです。

投稿: y(本人) | 2015/07/15 17:55

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