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2012.08.10

たまには時事ネタ(84) 増税と社会における感情の扱い方

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消費増税法案が可決されてニュースでは家計負担増がどうだとやっている。
何を改善するための決定であったのかという点を省いた構成に疑問を抱く。
自分が悪くないという情報にのみ食いつくコトもできてしまうヨノナカで、
読者視聴者にそういう情報ばかり提供するようになっているマスメディア。

社会の枠が縮小する中で自分の領分を守るには攻撃的にならざるを得ない。
だからそういう感情が前面に出やすいというのは分かっているコトだけど、
否定するのは良くないとはいえ、感情を肯定しすぎてしまうのも良くない。
少なくともソレは万能の方法でなく、むしろ副作用も強いものなのだから。

イジメに対し被害者側の視点で語られるコトが多いのも似たようなものか。
加害者側に認識が皆無or希薄なので、たいていは「いじめた記憶」よりも
「いじめられた記憶」の方が強くて判官贔屓感情に拍車を掛けているのだ。

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感情に和音で同調すると増幅していって異常な強さの圧力となりかねない。
「よくないけどよくあるコト」、否定はしないが推奨できない、そういう
認識に立たないと、的外れな攻撃ばかり繰り返す結果になりはしないかな。

強すぎる和音を抑えるには不協和音が役に立つとは思うけど加減が難しい。
音の響き合わないコト自体が、また周囲の感情を掻き乱すものであるから。

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