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2012.08.24

中に入ってしまうと外面は見えない

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優先順位はこれこれこうであるといった意志を決定していたとしても、
本人が明確に意識してない、より順位の高いモノゴトというのもある。

そういう隠れた優先順位に基づく行動や言動というのは、その本人の
認識には上ってこない。おそらくどこかでフィルタされてしまうのだ。

それが、行動や言動の結果を自分で書き出してみたり、または他人の
観察を伝えてもらったりするコトで、ようやく認知できるようになる。

興味深いのは、他者の思考エミュレートをしてみたところで、やはり
その隠れた優先順位を自分自身で認識するのが非常に困難だという点。

自分自身の行動や言動については、本人の認知範囲に入っているはず
なのだけど、非合理的思考部品のブラックボックスから生じて後付の
合理性部品による処理をスリ抜けて行動や言動として出てきたものは、
再びブラックボックスを通る途中で有耶無耶にされてしまうのだろう。

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いったん外部を通してやればブラックボックスを回避して認知に至る。

けれども外部からは、あくまでも自然な認知として入ってこなければ、
たとえばトゲトゲしい表現など精神的防壁に弾かれて認知に至らない。

と考えると、他人の隠れた優先順位に気付いたときには相手の防壁で
弾かれないよう、たとえばカプセル化するなどして届けるようにする、
または防壁のホワイトリストに載せてもらう、などの手があるのかな。

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