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2012.08.22

ヒトの思考部品化によるエミュレーション

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昨日「他人がどう思うかについて無頓着であろうとしている」と書いたが、
正しくは「自分についてどう思うか」に対して無頓着になろうとしている。

様々なモノゴトに対する他人の考えというのは、対話をスムースに進める
上で重要だから、そこは他人を気にする生来の性質を残すようにするのだ。

どのような知識を持つか、どのように認識していているのか、またそれら
知識や認識から、どういった思考展開をしていくのか、エミュレーション。

もちろん、そんなふうにして他人をエミュレートしようとすれば、自分の
思考リソースを大量に消費しなければ上手くできるものではないワケだが。

1人分の脳のリソースは大差ない、1人のエミュレートさえも完全には無理。
まして多人数の場合、それぞれの個体に使えるリソースは激減してしまう。

そして忙しいだとか、または何らかのストレスで精神的に余裕がないとか、
そういうときにも余計なリソースを消費してしまっているため難しいもの。

だから、エミュレーションを効率良く行うために、かなり部品化している。
自分の思考ロジックからパーツ単位で切り出して、組み合わせて代用する。

すると多くの場合、ヒトの持つ思考パーツは互換性があると分かってくる。
もし自分に全くない思考部品が必要だとしても、構築するのは部品だけだ。

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そして手に入れた思考部品は、自分自身の思考に取り入れるコトができる。
もともと持っていなかった部品を組み込むのは難しくコツの要るコトだが、
「こういう考えもあり得る」と、さまざまな可能性を列挙する際などには
容易に利用できるので、まずそういった使い方から取り入れていくといい。

まあ、ここまで書いておいてアレだけど、いつもそんな格好良くできてる
ワケでもなくて、どちらかというと悩んで考え込んでいる方が多いけれど。

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