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2012年9月

2012/09/30

嵐の夜が過ぎてゆく

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日本列島を縦断して愛知県に上陸した台風は本州内陸を北上。
あまりに強い勢力で進路右側の雲が左側に吹き寄せられたか
東京では雨もほとんど降らぬ一方で激しい風に襲われている。

木造の古い安アパートは風に軋みシャッターがガタガタいう。
換気のため細く空けた隙間からでも時折ものすごく吹き込む。

湿気を含む南洋の空気を運ぶのが台風。雨が降らない分だけ
室内は蒸し暑くなって、窓もロクに空けられないのがツライ。

しかし降雨レーダー画像には、まるで雨が見当たらないので
ふとシャッターを上げ外を眺めると、月が煌々と輝いていた。
もう既に台風一過のような空模様。流れる雲に月齢14.4の月。

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2012/09/29

自称逸般塵の不通の日記(399) 台風前の落ち着かぬ空気

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部屋が暑いので脱出して喫茶店で仕事をするコトにした土曜日。
日曜夜にかけて台風が襲来するとの予報、南洋の空気が台風に
押し上げられてきているのが、この暑さの原因となっていよう。

作業は溜まったまま捗らず、場所を変えて集中しようとの意図。
とはいえここ数カ月、仕事へのモチベーションは低空飛行中で、
少しくらい場所を変えても効果は乏しかったりするのだけれど。

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2012/09/28

所持品紹介(34) 黒くて四角く平たい道具たち

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24カ月の期間を経て解約した回線1つ、機種変更1つ。
(正しくは新規&解約。10月に入ったら解約して完了)
その変化に合わせて他の回線も付随契約など見直し。
以前より少し安くなり、少し利便性が高まったかな。

最近(やたら安いとはいえ)外での仕事が増えたので、
そのあたりの利便性を高めたいとは常々考えていた。
で大きめの手帳っぽいスタイルで使う端末を選んだ。
ケースつけて重ねてみれば仕事用ノートとほぼ同寸。

最近この手の携帯端末は流行っているけど全体的に
丸みを帯びた凸形の品が目立ち多数を携帯する際に
収まりが良くないのが好きになれず敬遠気味だった。
が、ふと見たらスクエアな製品があって、採用した。

紙のノートは手放せない。それは四角く平らな形状。
何年も前からA5~四六判程度の品を使い続けている。
これに合わせる存在としては、やはり同形状となる。
多少の凹凸や意匠は仕方ないが傾斜や凸面は苦手だ。

実は、今使ってるネットブックもバッテリが突出し
背面は緩やかな凸で全体的に手前側が薄くなる形状。
ただ大きさは別格なので鞄の中の収納場所が違って、
まだマシな収まり方だから許容しているという状況。

それから一眼レフ。これは構造からして致し方ない。
他の道具と干渉せぬように収納場所を確保している。
要するにPCとカメラだけは「別枠」で場所を確保し、
他の道具は重ねて鞄に突っ込むという運用スタイル。

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2012/09/27

今年は今年の秋が来る

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移動体回線契約の再確認・整理などを進めている。
携帯電話会社は24カ月単位の契約が好きらしくて、
2年縛り契約の解約月が9月~10月に集中しており、
多忙でカネに少し余裕があった一昨年の反動が今。

24カ月も経てば、いろいろ変わってしまうもので、
仕事は激減したし大震災があったし首相は代わり
新しい通信方式が商用となりiPhoneも次の世代に
(使ってないけど)、そうして二度目の秋が訪れる。

写真フォルダを見返して思い出す2010年は、猛暑。
日本中を飛び回っては全国各地で汗をかいていた。
仕事に追われて散歩する暇はなく、出張で訪れた
先々の写真だけが、とびとびに並んでいるばかり。
この年は紅葉も大幅に遅れて、心なしか色が薄い。
いつまでも夏が終わらず10月まで残暑だった印象。

そこまで暑くはならなかったのが2011年であるが、
折からの節電省エネの影響で屋内も暑かった印象。
ヒガンバナの見頃も2010年と同時期だったそうで、
10月上旬に訪れて満開の写真を大量に撮っていた。
11月上旬には関東北西部を仕事の車で走り回って、
ちょうど見頃だった山間部の紅葉も堪能していた。

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2012/09/26

自称逸般塵の不通の日記(398) 重き荷を負い長き道を歩む如き仕事

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仕事の荷物は10kgあまり。それを担いで歩き回る日々。

もちろん夏でも冬でも荷物は基本的に変わらないので、
冬はコートの下で汗をかき、夏はどっちにしろ汗かき。
少しでも発汗量を減らしたくてピークの激しい動作は
控え、動きのペースを一定に保つように心掛けている。

この人生、最も一定でないのは仕事の入り具合かもな。
できる限り平準化しようと努力するけれど焼け石に水。

仕事が乏しかろうと安かろうと、この荷物は変わらぬ。

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2012/09/25

久々の雨の夜の散歩

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秋の雨というのは(苦手な人も多いと思うが)涼しくて好きなのである。

深夜、自宅での仕事が進まず悶々としていて、思い立ってカメラだけ
提げて傘を差し近所を少しゆっくり目に歩いて回ってきたのは久々だ。

昨日の昼間は暑く散歩向きではなかったが、夜になり雨が降り始めて
気温が下がり室内も居心地が良くなってきたのだけれど、気力が出ず、
もしかしたら運動不足が原因なのではないかと考え、出るコトにした。

肌寒いくらいの気温が好きだ。身体を動かせばすぐ暖まる体質だから。
まだ秋本番でなく夜なので撮りたい被写体は乏しいが歩くのは楽しい。

歩き方を思い出すかのように、あるいは味わうかのように、ゆっくり。

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2012/09/24

秋分の日を過ぎて、秋の雨

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夏の間に生い茂っていた空き地の雑草が秋の雨に打たれて倒れていく。

夏の終わりを告げる冷たい雨、と思ったら今日また暑くなるとの予報、
ここ当面しばらくは、夏と秋の駆け引きに天候が左右されるワケだな。

個人的には夏といえば「夏枯れ」といったネガティブな印象が強くて、
それに対し秋といえば豊穣、恵み、活動のイメージを持っているので、
夏と秋の相克といえば即ち苦境を脱し最も好きな季節へ向かう時季だ。

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2012/09/23

秋は飽きずに出歩いて商いをしよう

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このところ朝夕が涼しくなって夏の疲れが一気に出てきたか眠気が酷くて堪らない。

夏の間は散歩もサイクリングも絶無だった。出歩くのは気晴らしに良いのだけれど、
暑い中を無理に出歩けば大汗かくのは確実で、逆にストレスが溜まるばかりだから。

もちろん例の安い仕事で歩き回ったりしているけれど運動不足は相当なものだろう。
たぶんそれもまた「身体を動かしていないのに疲れた気がする」という、精神的な
疲労感に繋がっているに違いなく、この猛烈な眠気をもたらす一因になっていよう。

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2012/09/22

後悔は夏とともに流し去れ

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取れているはずと思い込んでいたバックアップが不完全だったという致命的な失態。
しっかり確認した上で手順を考えてから修復に取り掛かるべきであったと強く反省。

何はともあれ再び週明けに訪れて、できる限りの環境整備に努めるコトを約束した。
損失を惜しんでばかりいても何も進まない。ともかく現状から可能なコトを最大限。

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2012/09/21

自称逸般塵の不通の日記(397) 明日はどっちにも面倒事

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ちょっとばかりマシな仕事が一つや二つ入ったとて安心はできぬ。
まだ先は見通せないというか相変わらず予断を許さぬ状況が続く。

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2012/09/20

自称逸般塵の不通の日記(396) 身体が不貞寝したかったのか

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遅れていた仕事の一つを昼過ぎに終えたトコロで猛烈な疲労感と
眠気が襲ってきて、出掛けたい用事があったのだけど諦めて仮眠。
夕方くらいに目覚めたけど頭痛が酷くて再び仮眠、気付けば22時。

頭痛は軽くなり、頭痛とともにあった吐き気も収まったが、空腹。
若干の食材はあるが調理する気力が出ずコンビニ弁当で済ませる。
美味く頂けば動く気力は出る。というか糖と脂肪と蛋白と塩分で。

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2012/09/19

自称逸般塵の不通の日記(395) 言わなきゃ始まらないものな

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ここしばらく気力が出ないのは、やはり「報われなさ」が最大の原因だよな。

一向に気乗りのしない状態のまま安い安い仕事へ出ようとした朝、メールの
チェックなどしようとPCを立ち上げたら画面に何も映らないというトラブル。

この仕事では出先から喫茶店などに入って作業を済ませてから帰るのが通例。
しかし不調になったのは出先で使うための小さなノート。作業を持ち帰って
自宅用の大型ノートで(暑さを我慢しながら)やるしかないなと覚悟して出た。

この仕事は安い上に時間が限られており、帰宅後に作業をするようでは遅い。
だから喫茶店を利用しているのだが、それもあって余計に安さが身に浸みる。

そんな、いろいろと絡み合う思いを抱きつつ昼間、どうにか仕事を片付けた。

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2012/09/18

科学系ヨタ話(19) 科学に対する姿勢にみられる系統誤差のようなもの

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小さい頃なりたいと思っていた職業(?)、「マッドサイエンティスト」

自然法則はヒトの思想など関係ないので条件は正義の味方の側と同じ。
その中で次から次へと新たな技術を繰り出し正義の味方を追い詰める。
大概いいトコロまで行くけれど、正義の味方の起死回生策に破れたり、
ひどいときには自分ないし味方の凡ミスで自滅してしまったりもする。

ただ彼らは基本的に、敵である正義の味方を恨むコトはあるけれども、
またミスをした味方を責めるコトはあるけれども、自然法則には従順、
というより、むしろそこには一種の信仰心のようなものさえ感じられ、
子供心にも清々しく思えたりしたもので、そこらへんに憧れたようだ。

一方、今の日本の原発事故以後のソーシャル()論壇など眺めていると、
自然科学系の人でも政治闘争的用語や文脈を使って語る様子が目立つ。
そして酷い場合には自らの政治的思想に沿って情報を摘み食いしたり、
意に沿わぬ相手に対し思想背景を指摘して論駁したつもりになったり。

ソーシャル()な枠組の中での単純な支持者の数だとか、体制側()との
結びつきだとか、そういうのを掘り起こしては攻撃する有様を見るに、
どうも科学という名の宗教戦争を、彼らが戦っているのではないかと
思うようになってきたのが、ここ十数カ月ほどの観察で得られた知見。

こういうのが少なくない、というか悪目立ちしているような気がする。

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2012/09/17

「自分は国民である。即ち国家の主権者であり、行政サービスの受益者・出資者である」

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ヨノナカの「○○は××を実施しなければ許されない」
などと言い他者の行動を求める言説の果たして何割が
「そうしてくれればオレサマの気が晴れる」といった
個人の願望なのだろうかと、ふと思ったりもする昨今。

はたまた受益者かつ出資者かつ意志決定者でもあって
国家のステークホルダーの一人であるはずだというに、
オキャクサマ思考のみに囚われて政府や自治体に対し
非難めいた口調で「どーすんの」とばかり言ってる人。

たとえば社会福祉政策。負担や受益の程度が違うため
不公平感があるものの、原則として全員が負担をして
全員が便益を受けるコトになっていて、しかも程度の
差は経済格差を穴埋めする(完全ではないけど)方向だ。

はたまた安全保障のためのコストは誰が負担するのか。
国家安全保障を強化するための政策だとか、大規模な
社会インフラにおける安全安心を高めるという場合は、
望まざる者たちも含め全員が負担するコトになるので。

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2012/09/16

媒体に繋がるならセキュリティにも注意しよう

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「自分のせいじゃないのに何故」といった感覚だとか、
「自分が大切にしている存在になんてコトしてくれた」
といった感覚は、割と容易に怒りを掻き立ててくれる。
しかも、かなり気をつけていても引っ掛かりやすくて、
さしずめ怒りのセキュリティホールといったトコロか。

そういう怒りには、しかも遣り場がないという特徴も。
正義を行使した気になれるとかそういうのを期待する、
そんな気持ちを伴うコトが多いので、なおさら厄介だ。
このセキュリティホールからはバックドアにも容易に
アクセスできてしまうので総合的な危険度は高くなる。

今のヨノナカには、義憤のネタを供給するという意味
での娯楽番組だとか新聞雑誌報道、ネットのニュース、
ソーシャル()なネットなど数多くあり、どこからでも
このセキュリティホールを突く攻撃が行われうる環境。
そしてバックドアもまた、これらの媒体に繋がってる。

さらに政治というのもまた、媒体と密接な関係がある。
というか各種媒体を通じてヒトビトの漠然とした不満
とか不信感に適当な捌け口を作って溜飲を下げさせて
くれるかのように見せてくれるもんだから、しばしば
多くの人がセキュリティホールを突かれて支持したり。

こうしてボットネットが拡大して大勢を掌握するのか。

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2012/09/15

役に立つか苦言かどうかは受け手次第(102) 扇動多くして高揚感

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不快ないし不安、不満といった感覚を伴う上に
自分にはどうにもできそうにないと感じられる
(不可能ではないが非常に困難、という程度の)
モノゴトが、自分にはどうにも受容したくない
方向に転がっていきそうな状況にあるようだと
感じられるときに、ヒトが採る行動は多種多様
ではあるが、幾つかの類型に分けられると思う。

実現性の高い次善策を選択する者は多かろうが、
困難で長い戦いと認識しながらも取り組む者や、
公正世界信念に基づき要求をし続ける者もいる。
(後二者は一見すると似てるけど明らかに別者)
まあその詳細を語るつもりはないんだけれども、
しばしば代償行為とでもいうのか、「何かした
気になるような行動」に没入してしまうコトが。

政府とか電力会社の不手際で被った不安感とか、
離島にまつわる隣国との関係で生じた不快感で、
そういう「本当は遣り場がないはずなんだけど
なんか怒りを込めて叩ける大義名分がある場面」
などに、「何かした気になる行動」が出やすい。
しかもそれを煽る人たちは、様々な言論手段を
通じて、行動せぬ者は国賊なりとまで言い放つ。

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2012/09/14

残してみるという方法

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だいたいにして不快感というのは心の内面から生じるものであって
しばしば自分の不快感そのものに自家中毒的な状態になったりする。
結局、今日は昼過ぎに起き出して洗濯して食事を作って食ってたり、
あとちょっとばかりネットを巡回したりしていたが何もしなかった。

首筋が凝ったような感覚があり、軽く頭痛っぽくて、気力も湧かず。
精神的なストレスを受け流すべく何も考えないで寝るコトにしたら
ついでに身体の疲れまでが一緒になって出てきたのかもしれないな。
まるで作業する気になれず、一日を棒に振るコトに決めたのだった。

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2012/09/13

自称逸般塵の不通の日記(394) ムシャクシャしてやった。反省はしていない。

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でその安い仕事の中には、ときたまえらく面倒なのも紛れ込む。
通常でも安すぎてモチベーションが上がらない、それどころか
嫌気が差すほどなんだけど、今日の案件は特に密度が高くって
「ここまでやるほどのカネは貰ってない」と腹が立ったほどで、
思わず担当者に「廃業したくなる金額」とメールしてしまった。
いやホント、こんな金額の仕事ばかりでは生計が成り立たない。
彼らの時給と比べたら、何分の一だろうか。想像したくもない。
金額を決める権限は担当者になくて、その上司と交渉しないと
いけないので八つ当たりなのだけど、言わずにいられなかった。

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2012/09/12

自称逸般塵の不通の日記(393) 忙しいのは良いコトだけど、それにつけても

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今週は平日ほぼフルに予定が入っていて忙しい。
勤め人の生活と同等だといえばそうなんだけど、
決定的に違うのは収入の圧倒的なまでの低さか。

今回いろいろ入ってきた発注は全て同一の企業。
そのギャラは会社員と同様に手取額を弾き出し、
時給換算したら目も当てられないようなもので、
もっと割の良い仕事がないので仕方なくの受注。
もはや普段は、その金額について意識せぬよう
気をつけておかないとモチベーションが下がる。

貧すれば鈍するとは、本当にその通りだと思う。
大して儲からぬ仕事にばかり拘束されていると、
腹が立つというか呆れるというか、何というか。

安い仕事にも慣れようと作業時間を切り詰めて
時給どこまで上げられるか挑戦してみるものの、
限られた時間での作業にはプレッシャーもある。
おまけに時間が勿体ないのでPCの作業いろいろ
同時並行にやってて負荷かけすぎたか、反応が
妙に遅く感じられたり挙動が怪しくてイライラ。

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2012/09/11

先に数を取る戦略における「使い勝手」に含む意味

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手軽な武器ほどよく売れるしよく使われる。
重要なのは威力や命中精度などではなくて、
入手性や運用性だとか使い勝手といった点。

全体としてシンプルな構成でコストが安く、
機能もシンプルで分かりやすく応用が利き、
そして大量に供給され惜しまず使えるコト。

「皆が使ってる」となれば採用されやすい。
自分に似たユーザーの前例があれば導入の
心理的ハードルは大幅に下がるというもの。

しかも普及すればさらに入手しやすくなる。
売れる分野は参入者も増えるし改良も進み、
手軽に使いたいユーザーへと裾野が広がる。

さまざまなユーザーでの利用例が増えれば、
多種多様な状況での不具合なども生じよう、
そうすればさらなる改良が加えられていく。

そして賢い上級ユーザーもまた足がつかぬ
ようにと普及している道具を使ったりして、
「使いやすさ」に新たな意味が加わるのだ。

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2012/09/10

出張旅行記(52) なるほどNIPPONかもしれない

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出張というほどでもないんだが日帰りで宇都宮から少しの場所へ。
JR日光線の駅の階段には明治44年鐵道院との文字が刻まれていた。
プラットフォームは大谷石を積んだ上にコンクリートブロックと
アスファルトで嵩上げ工事を施してあって、階段はそこに据わる。

近代化を急ぐ日本に赴任してきた「お雇い外国人」の観光ルート、
その一つが日光の寺社群だったらしく早くから鉄道が走っていた。
そいえば軽井沢もまたお雇い外国人の別荘地として拓かれたので、
やはり早くから鉄道が敷かれ急勾配対策で早期に電化されたとか。

刻印には製造者名もあり船渠会社の手によるものと記されている。
日本で大掛かりな鉄製構造物を早くから作っていたのが造船所で、
その技術を転じ橋梁なども手掛けたものと思われるが、調べれば
経営が厳しかった頃とのことで事業多角化を狙った可能性もある。

その企業は戦争や経済危機や自然災害などに影響を受けながらも
事業を継承し続け今もなお命脈は保たれているというコトらしい。
しかしその長い歴史でさえも、近くを通る日光街道には敵わない。
そしてさらに古くから、この地を人は下野国と呼び習わしてきた。

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2012/09/09

人生は長期戦

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猛暑日熱帯夜では頭も回らなかったけど最近は
夜が少し過ごしやすくなってきて遅まきながら
これからの仕事に考えが及ぶようになってきた。

今後どうやって稼いでいくかは常に課題である。
自由業というのは常時求職活動中のようなもの。
しかも失業手当のようなのもないのだから大変。

業界全体が先細り、業界を取り巻く日本の経済
環境そのものも先細り感が強いとはいうものの
それよりさらに厳しくなりそうな気がする昨今。

狭くなるパイの中でニッチを確保して生き残る、
他の市場にも業務を拡大して耐障害性を高める、
いろいろと方法論は考えられるとはいうものの、

それは中長期のハナシであり、とりあえず目下、
何とかして食い繋げるスタイルを確立していく
という緊急性の高い課題が、まず立ちはだかる。

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2012/09/08

自称逸般塵の不通の日記(392) 秋の夜長朝長

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なんとか今年もまた夏を乗り切ったかな、
まだ残暑が続いて予断を許さないけれど。

安い仕事ばかり幾つも連続で入ってきて、
しばらくは貧乏暇なし状態が半ば確定だ。
もちろん安い仕事だからなんていっても、
相応の期間と品質にはしないといけない、
そしてアポ先への移動時間も変わらない、
当然モチベーションの低さも変わらない。

どれだけ時間を掛けても品質を上げても
支払われるギャラが安いコトは変わらず、
それなら手を抜いて早く済ませればいい
とは思うのだけれども気乗りしないので
どうにも仕事がズルズルと遅れてしまい、
夜遅くどころか朝になって寝る日も多い。

気付けば昼、それなりに暑いが過ごせる
日が増えたもんで寝坊が酷くなってきた。

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2012/09/07

科学系ヨタ話(18) 技術を開発しながら成熟させて運用していくというハナシ

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個人の能力やリソースは人それぞれ差があるけど、
いずれにせよ一人ひとりの限度というのがあって、
それを上回るようなモノゴトに取り組むときには
他者の能力やリソースを使うのが、ヒトならでは。

で、地図だとか全体像だとか相場感といったのは、
他者を上手に活用したいときに、特に役立つもの。
他の人たちが構築した知識体系を使わせてもらい、
またその分野の人たちの話を理解するにも役立つ。

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2012/09/06

学習雑話

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学ぶコトの重要性について「愚者は経験に学ぶが賢者は歴史に学ぶ」とかいう言葉があるけれども、
歴史というのは言い換えれば人類としての経験でもあるワケだから、「愚者は個人の経験のみだが、
賢者は個人のみならず集団の経験に学ぶコトもできる」といった具合に解釈して差し支えないはず。

ここで大切なのは学ぶコトそのものでなく学んだ上で考え行動するコト。活動を目的としての学習。
もちろん好奇心の赴くままに学習していったり周囲から与えられ詰め込まれるままに学習していき、
後にそれらが体系化され様々な目的意識を持つようになるというルートも少なからずあるものだが、
こと社会に出てからの人生のリソースというのは限られているもので目的に沿った学習は効果的だ。

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2012/09/05

目の前の相手が折れたって何も生み出せないし壁も越えられない

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経済の重要性、あるいは安全保障だとか、広義の安保すなわち資源問題だとか、
そういったのは知らなきゃ議論にも参加できない、というのは厳然としてある。
正しくは、議論のメンバーとして数えられず、ただ外野として扱われてしまう。

もちろん、それでも意見を表明するコトは認められるべきものだし、現代では
真っ当な国家であれば意見表明の機会は大概それなりにあるはずなのだけれど、
そんな場においても、感情を訴えるのみに終始しては議論の体制を動かすまで
には至らず同情による救済措置が与えられる程度が関の山、ではないだろうか。

あとは清き一票という手段もあるが、いずれにせよ賛否を示せる機会は乏しい。
もしかしたら似たような感情の人間たちが集まれば議論のテーブルに代表者を
送り込むくらいは可能だろうけど、たとえば資源などのようにヒトの力なんぞ
では容易に動かせない厳然たる事実の前には、議論に勝てないか、もし勝って
しまったとしたら社会全体が衆愚と化して失敗へと突き進むだけのコトである。

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2012/09/04

役に立つか苦言かどうかは受け手次第(101) 弱り目には祟り目がついて回りがちなもの

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往々にして一つの不幸は他の不幸を呼び込んでしまいがちなもの。

20世紀後半に奇跡的な経済成長が終焉を迎えた日本という国では、
その成長を当然のものとして社会システムを最適化していたため
成長が止まって以来ずっと周辺環境との不整合に苦しんでいるが、
そうそう急には社会システムも変われなくて、思うようにならぬ
苦悩から不満が蓄積し、それぞれの階層が違いに攻撃し合ったり
目立つトコロを余計に叩くなどして全体としての意志決定は停滞、
冷戦後に日本以外の周辺諸国が急速に経済を成長させてきたため
停滞する日本は相対的に地位を脅かされているのが余計に苦しく、
いろいろな局面で我慢を強いられてさらに負の感情のスパイラル。

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2012/09/03

理系用語で読み解く社会(87) 体力が衰えたときには近隣からの感染症に注意

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島へ渡ったり、島を守れと発言するのが流行らしい。
そんな昨今ですが皆様はナショナリ済みでしょうか?
「えっ、まだナショナリ済んでないの? 遅れてる」
と近隣諸国に嘲笑されるネタなのだろうか、みんな
率先してナショナリズムに走ろうとしてるかの如く。

いやホント国境を越えて感染する伝染病のかような、
そのうえ予防接種はあるけれど効果は長く続かない、
過去に感染して免疫が出来ても変異が激しいせいで
一世代くらいしか免疫力は持続しないし、いったん
発症すると破綻しない限りは長く続く、そんな感じ。

他人のコトなんてどうでもいいというヒトの一面は、
縮む経済環境の中では強く表に出てきがちなもので、
そうして抵抗力の弱ったときには特に要注意である。
頭では分かってて気をつけているつもりであっても、
思っている以上に身体は弱ってたりするので用心を。

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2012/09/02

自称逸般塵の不通の日記(391) ある月初の土日

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先月末は久々に割とマトモな金額の入金があって、
極貧期間に損耗した資機材を少しだけ補充できた。
筒が抜けた上にフレキが千切れてしまったレンズ、
PCから認識されなくなってしまったHDDを、各1つ。

PCトラブルの方は先月末に発生したばかりだった。
同じマシンで何度かあった故障なので対処は容易。
HDDを交換して、以前のHDDからコピーすれば済む。
(何かの拍子に認識できなくなってしまうらしい)

レンズについては、かなり昔から使っている格安
標準レンズで、使い方が荒いせいもあり経年劣化、
ついに破損に至ったというトコロなのだけれども、
以前から代替となる候補を考えていて、今回購入。

土曜の午後、行きつけのカメラ店で中古の在庫を
眺めてみれば、あったのは候補2種のうち1つだけ。
値段の高い方だったが、また次に金欠となった際、
それを売って安い方に買い換えるという手もある。

というワケで、さほど迷わず買い物を終えた土曜。

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2012/09/01

役に立つか苦言かどうかは受け手次第(100) 備えがあっても死蔵しては憂いが残る

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晴れの日が続いた8月が終わった途端の翌9月の最初に雨。
降り続かず一時的に降っては晴れるあたりが夏っぽいか。
一時的に秋の空気が入ってきて夏の空気に当たって雨を
降らせ、そしてまた夏の空気に負けて去っていくのだな。

昼間は降って涼しくなってもすぐ暑さが戻ってきたけど
深夜の雨は本当に涼しくなってくれるから大変に嬉しい。
雨は明日にも続く予報となっているが、それが過ぎれば
また暑く晴れる日が戻ってくるらしいので今を楽しもう。

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