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2012.12.13

役に立つか苦言かどうかは受け手次第(108) 現に人は書籍よりも奇なので

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複数の人が同じ道筋を通っていても皆が同じ場所に行き着くとは限らない、
というか大概むしろ皆の向かおうとしている先は違っているものであって、
たまたま一時的に同じところに居合わせてただけだったりするのだと思う。

同じ文章を読んでも、気にするポイントは人によって全く違ったりするし、
逐語読みか流し読みか表面を読むのか裏読みするか、もともとの知識とか
主義や思想によっても同調するか違和感を覚えるかといった違いが生じる。

したり顔で「これを読めば分かる」と言われても「んなコトはない」よね。

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だいたいにして人というのは個々それぞれの限界のようなのがあるもので、
その広さや形状は似てる者もいるかもしれんが細部まで見れば全て別物だ。

そういう「枠」のようなのは、もちろん個々の著作者にもあって、作中の
人物などはそれを超えられないという壁も、厳として存在しているワケで。

だもんで個人的には、一人の著作者の手による書籍を読むのもいいけれど、
多くの人たちの意見が衝突する現場を見ておくのもいいと思っている次第。

ネット上の論戦などは、そういう現場の一つであり、傍観も参加も容易で、
ネタ元を幅広く持つようにすれば多彩な人の発言を目にするコトもできる。

さしずめ「人を読む」といったトコロかなとは思うけど、そんな御大層な
コトでも他人を利用するというのでもなく「読ませていただく」つもりで。

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