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2013/04/03

暗箱に針穴(50) 昔のレンズで撮ってます


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日曜と火曜に遠出をしてきて身体が休息を欲したのか寝過ぎてしまった水曜。
前夜ようやく一連の写真の整理を完了して、そこで寝るコトにしたのだった。

武蔵野の里山の桜を撮るんだったら久々にアレ出して行こう、と持ってった
Angeneux。製造は日本メーカーに委託されている頃のものと聞いたけれども、
独特の写りが楽しめるのではないかと、マウントアダプタを介してAi-S相当
FマウントをEOS7Dに装着し、いつもの100/2.8Lマクロと併用して撮り歩いた。

ニコン機は銀塩しか持っておらず、唯一所有のデジタル互換機も最近あまり
出番が少ない(感度が低いので晴天時か三脚使用時が専らになっている)上に
電子接点のないレンズでは露出計もフォーカスエイドも働かないもんだから、
このアンジェ35-70mm/F2.5-3.3も出番がなくケースに入って埋もれてたのだ。

まあ疑似電子接点のマウントアダプタでも露出計は絞りに連動してくれない。
開放絞りでフォーカスすると同時に測光してボディのダイヤルで絞りを決め、
その値にレンズの絞りを合わせて撮影する、という感じになってしまうのだ。
(もちろん手順を踏まないで目測で設定して撮るコトもできるワケだが……)

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撮影データを調整・現像してリサイズしつつ見返し、改めて特徴を思い出す。

やはりコイツの色味の鮮やかさは、銀塩で使っていた昔の印象と変わらない。
EFレンズでの写真と比べると色味は少し黄緑に寄った感じがあるが、これは
30年くらいの経年変化によるものかもしれないし一律で補正すれば済むコト、
それ以外は赤線入りの最新レンズと比べても遜色なく、特に暖色系が印象的。
(この色合いを見たいからこそマウントアダプタつけて持ち出したのだった)

そしてF8くらい絞ればAPSCサイズ1800万画素を等倍にしてもシャープに写り、
一方で絞り開放付近では球面収差か何かが残るらしくソフト調の描写となる。
ただでさえ芽吹いてきて輪郭がぼやけてきた春の木々、おまけに霧雨模様で
コントラストの低い写真になる条件が、さらに強められているような印象だ。
(「開放からシャープ」などといった謳い文句は最近でこそのものだと思う)

しかし安いマウントアダプタのせいか、フォーカス精度がイマイチだったり、
ボディ側に微妙なガタつきがあって、絞り操作などでレンズが動くと接点が
NGになったりするので、もともとの機能的な制約もあって非常に使いづらい。
やはり本来のAi方式に対応したボディを手に入れて使ってやりたいものだな。

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