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2013/08/20

理系用語で読み解く社会(89) 圧力は全方向に向かうものだが

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圧力をかけた先がどこへ向かうかは制御するのが難しい。
適切な逃げ道を用意して他をしっかり塞いでおかないと、
思った通りの方向へ行ってくれない。しかも人間社会は
そんなに余裕があるワケでもないので、予想通りに圧が
抜けたとしても噴出した先に余計な被害を与えて反発を
招いてしまって、圧力をかけた側が同じ系を通じて逆に
圧力を受けるなんてコトも、まあしばしば生じるハナシ。

社会とは実質的に閉じた系。有限の地表面の上、さらに
細分化された国家の枠組の中で、政府や公的機関そして
多くの法人組織は内外のヒトビトに押されて動く状態だ。
右から左から交互に圧力を加えられて文字通り右往左往、
それだけならいいが左右同時に圧力が掛かれば終いには
あらぬ方向へ圧を放出する、なんてコトも珍しくはない。
もちろんこれでは誰も嬉しくない、誰も幸せにならない。

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困ったコトに適度な圧力というのは実質的に存在しない。
加圧が強いならば上述のような弊害を生じるばかりだし、
弱かったら影響も出なくて圧をかけるエネルギーだけ損。

まあそもそも社会の中の特定ヒト集団が他の集団や組織
に対して圧力を与えるのは、実は彼ら自身が別の圧力を
感じているからであったりするので、持ち回りなのかも。

だが圧力というのは、最も弱い箇所から破壊するもので。

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