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2013.09.14

反対なら賛成できるよう改めてもらえばいいじゃない

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既定路線に反対する意見を持つ者のベターな手段とは。

反対する意見が既定路線になった時点で既に正面での
勝負には負けている。少なくとも多数派の支持はない。

それでもまだ正面から反対を訴え続けるなんて愚策で、
もう既に搦め手から攻めるしかない状況に陥っている。
所詮は数の取り合いの勝負に過ぎず「どっちが正しい」
というハナシではないのだけど、どうしてもヒトって
自分を正当化したい欲求があって、勝負に負けたとき
には、その欲求にも負けやすくなっており、たいがい
屈して「アイツら全てが間違いなのに」とか言い出す。

そもそも多数派というのは多数だけに齟齬も大概ある。
外からは一塊の集団のように見えても中は葛藤もある。
その中の少数が行ったコトも連帯責任的に押しつけて
拡大解釈して全部が悪だとみなす考え方をしてないか。
そいうのを一つひとつ数え上げて呪文に練り込んだり、
あとよくあるのが微妙に誤解した理解を元に非難する、
いわゆる藁人形攻撃のような行為に陥ってしまいがち。

こういうのは対象や周囲を地味にイラつかせるもので
孤立への方向だけ開けた柵を自分の周囲に作るが如く。
(ただでさえ少数派なのに)友好的な姿勢で近寄る人が
次第に減っていくし、逆に攻撃的な姿勢で近寄る人は
増える一方。そして前述の敵が悪い信念と結びついて
さらに良くない方への正のフィードバックが進んでく。
そして「世間の敵になる閾値」を、いずれ踏み越える。

あとは社会から叩かれつつも急進派として先鋭化して
どんどん少数になり内部分裂も生じながら鎮圧される。

そんな、明らかに誰の為にもならぬ結末を避けるには。

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違和感を覚えたり不快に思ったりしたとき、その原因
というか何に引っ掛かったのかを明確にしてくといい。
そして改善案として多数派の中の人たちに託していく。

自らの陣営が本当に少数になってしまう以前であれば、
正面からの圧力と並行して、改善案を受け容れるよう
働きかけていって実績を作るような戦略も可能だろう。

もっと少数になってしまった段階ならば、何とかして
多数派の中でも理解を示してくれそうな層を取り込み、
周囲に広めてもらうとか(先鋭化してたら無理だけど)。

いずれにせよ、多数派にみられる齟齬だとか、大義の
前に見落とされがちな小さめの(しかし大切な)問題を
修正してもらうための効果的かつ効率的な手法が必要。

少なくとも多数派の中では主流でない視点を持ってる
のだから逆にそれを既定路線の中に取り入れてもらう
よう働きかける方法なら、まだ少しは現実味があろう。

たぶんそれはケースバイケースの部分も大きいけれど、
考え方の大筋としては多くの場面で応用が利くはずだ。
野党として成果を挙げる方法、という言い方もできる。

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