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2014.01.15

たまには時事ネタ(98) 国のコトは国政に

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日本最大の直接選挙、都知事選挙への候補者が徐々に出揃いつつある。
以下、先日ソーシャル()方面で呟いたネタを少し掘り下げて書いとく。

沖縄で米軍基地が選挙の争点となるのは当事者性を考えれば妥当だが、
地域内に存在しないどころか30km圏内にもない原発へのコミットだの
行政管轄内に大きな問題が見当たらない国防なんぞへのコミットだの
都政の範疇を超えた話題を争点にした連中ばかり目立つように思えて
いささか辟易しており「そんなの国政でやれ」と言いたくなっている。
一方、五輪についてのコミットなら、開催地としてむしろ当然だろう。

「政権にNOを突き付ける!」とか言うなら、国会議員を相手にやれよ。
関係性の薄いトコロにまでいちいち主張を持ち出すのは煙たいだけだ。
「それはそれ、これはこれ」「国政のコトは国政に、自治体は自治体」
それくらいに割り切って、それぞれで効果的な施策を打ち出していき
トータルで望む姿へ向かうよう作り上げていくくらいの頭は使おうぜ。
もうね「草の根は何処にでも蔓延る」などと揶揄したくもなってくる。

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もし仮に原発問題について語りたいなら、それを前面に出すのでなく
身近なエネルギー問題として政策を打ち立て結果として関係してくる、
くらいの言い方にしてくれればいい、それならまだ許容範囲であろう。
ただし東京とは世界屈指の数の大企業が集積している土地柄でもあり
有権者の中にも、従業員や取引先関係者が相当な割合で含まれている。

よほど現実的な政策でないと、そういう人たちは納得しないだろうし
他の問題、福祉や労働などといった政策も加味して判断するワケだし
候補者の“取り巻き”が息巻くのを警戒するといった考え方もあるし。
現実問題として原発が稼働していない分を化石燃料で補っているので
燃油代などが巡り巡って生活費全体に影響するという危惧を抱く人も。

なお「Y本T郎を当選させた都民」とは言われるが、都知事は一人だけ。
意味があるのは1位当選のみ、2位ではダメなんですよ、もう文字通り。
よほど対立陣営の票が分散するなどといった条件が重ならない限りは、
ああいった候補がトップ当選となる可能性は低いのではないだろうか。
実際、草の根が其処彼処に芽を出すから、むしろそっちが分散してる。

国防など争点として掲げる愚に関しては、もう言うまでもないだろう。
右でも左でも、地に足が着かぬような候補者は、たいがい敬遠される。
有権者は分かりやすいキャッチや個人的な人気に左右される程度には
間抜けであるが、といって否定形ばかり掲げるような陣営を無条件に
後押しするほどには莫迦でなく、ほどほどには賢いものだと思うのだ。

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