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2014.03.21

狭く小さい里だから

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まあそういった細かな地域性のようなのは容易に失われてしまうもの。

たとえば、ある地域で絶滅してしまった生物を他の地域から移植する
といった場合、種としての存続という意味では喜ばしいコトであるが、
その地域に特有の変異などの情報まで戻ってくるワケでは決してない。

茅葺きや藁葺きの屋根なども実は地域によって微妙な違いがあるはず。
というか細かな手順作法まで見れば集落ごとに違ってもおかしくない。
縄の綯い、茅や藁の束ね、留め、切り揃え、全て共通だったはずない。

そもそもイネの地域固有品種だったりカヤの地域性などもあるはずで、
全国的な品種のイネを採用したり、カヤを維持していた村落共有地が
地租改正や農地改良といった社会の変化で失われてしまえば、終わる。

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まあ何と言うか画一化が多様性を損ねてしまうのは世の常というもの。
それこそ何の分野であっても、こんなコトは頻繁に生じるというもの。
というか画一化されてまた分化する繰り返しが生命の営みというもの。

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