« 狭く小さい里だから | トップページ | 半生紀(39) じゃあ自分の変化は? »

2014/03/22

皆それぞれ変化する


20140322_epsn8556_1ts

生物種とか言語とか時代につれ変化するものは、地域的な差異よりも
時間軸による変遷の方が一般的にみて大きいとの仮説を前に書いたが、
同じ職種であっても時代によって仕事の進め方には大きな変化がある。

例えば事務職などは紙とペンと印鑑、それから算盤といった道具類が
ほとんどコンピュータに置き換わっていてディスプレイとキーボード、
マウスを相手に作業するものとなったのが、ここ数十年の変化である。

さまざまな営業活動にもモバイルを活用するのが普通となっているし、
小売・飲食の店頭ではレジだけでなく在庫管理や発注もシステム化が
進んでいて端末の操作を覚えないことには仕事できないといった有様。

建築土木のような身体を張る職種でも機械を使う業務の範囲は拡大を
続けていてオペレータの役割は重要度を増している、デジタルで制作
する図面を使うため現場でも電子端末が使われるようになりつつある。

医療現場には高度な診断機器が備えられ過去の症例データに基づいて
治療が進められるようになったし、学術研究の分野ではコンピュータ
やネットワークを活用によって成果を上げる例が増えてきている時代。

マスコミや広告業界ではデジタルの制作が当然となっていて、数十年
前に各職場で必須とされていた職人のようなのは何処へ行ったのやら。
ある者は引退、ある者は今の技術に適応して働き方を変えたのだろう。

--
そう、時代の変化は世代の変化。四半世紀ほど前に最前線で働いてた
人たちの多くは現場を退き年金生活、一部は管理職や経営層に移行し、
残る一部が生きた化石のように四半世紀前と変わらぬ業務を続けるか、
何とか新たな環境への適応を果たし今でも最前線で働いたりしている。

たかだか四半世紀でも、ヒトの子が社会に出るには充分な時間である。
そんなサイクルに乗って時代は移り変わっていくのだろうと思ってる。
これまでもヒトビトは新陳代謝を通じ新しい環境に適応した世代へと
入れ替わってきたし、今後も同じように生え替わり続けるコトだろう。

ただ目下の日本ではそのサイクルが極度に弱まっていて古い世代でも
新しい技術に適応していかないと生きて行けなそうなあたりがツライ。

|

« 狭く小さい里だから | トップページ | 半生紀(39) じゃあ自分の変化は? »