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2014/04/01

自称逸般塵の不通の日記(463) ちょっと乗り遅れた床屋談義

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その案件を終えた後、夕方近くになって床屋へ行ったら割と混んでた。
普段あまり待たないタイミングを狙って行くので待ち時間が長いのは
好きでないのだが月末最後の平日営業日だし我慢して待つコトにした。

ようやくカット台に座れたのは春の長い昼間が終わりかけて外が暗く
なりはじめた頃だったか。隣の席にいた先客は今月から大学生になる
という高校生、担当の職人さんに寝台列車が好きだと熱く語っていた。

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車両の老朽化など理由に、ここ数年で相次ぎ廃止されてきた寝台列車。
とはいえ鉄道会社がニーズを認めれば高級寝台列車などのような形で
結構なカネを掛けた新造車も投入される。つまり乗客減が最大の要因。

たまたま数年前には出張案件が多かったので幾つか乗っているけれど、
その経験からすると、近年のビジネスマンにとって夜間1日1運行しか
ない寝台/夜行列車を移動手段として使う機会が、ほとんどないのだ。

自分自身は自由業だが一緒に出張する相手は会社員であるコトが多い、
彼らはギリギリまで東京のオフィスで仕事をして新幹線で移動、車中
さらに作業をして現地入りし、仕事を済ませてすぐ帰ったりするのだ。

現地で作業が終わった後に軽く飲むくらいはするが、大阪名古屋とか
博多札幌仙台など大都市圏は基本的に日常的な仕事の範囲内であって、
日中の運行本数の多い新幹線や航空便を前提とした旅程が組まれてる。

せいぜい考えられるとしたら、近年では携帯電話網が発達してきてて
旅程ほとんどをネットに繋いだまま移動できるので、そのメリットを
活かし個室で仕事を仕事し続ける、といった方向性くらいであろうか。

まあしかし、これではあまり嬉しくない。会社員なら労務管理などの
課題もあるし。結局、時間や予算の融通が利く人たちにこそ楽しめる
のが寝台列車、そういう人たちを顧客として取り込んでいくしかない。

だとしたら一部のマニアが愛する老朽車両でなく贅沢な新造車だろう。
つまり高級化路線は、あながち間違いではないというコトになるはず。
もし旧型車を残すとしたらマニア向けの臨時便でも組むのが無難かな。

……といったハナシを、思い付いたときは既に少年の散髪が終わって
帰ってしまっていたので、顔馴染みの店長さんにかいつまんで話した。

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