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2014/06/15

そんなコトバっかり(7) 外から流れ寄り付いた言葉

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ある深夜アニメのオープニング曲、音楽としては気に入ってるんだが
歌詞をよくよく聞くと日本語として微妙なんじゃないか、と思ったり
したものの、作品そのものが遠い未来を舞台にしたSFなので言語など
大きく変わっていて当然(というか固有名などが実際そんな風味だし)
なのかなと考えたら大して気にならなくなった。さてそれで良いのか。

日本における漢字の読みには、漢音・呉音・唐音といった違いがあり、
これは列島に入ってきた時代に応じて現地での政権・政治文化の中心
などが異なっていた影響だが、それぞれ慣例として受け継がれてきた。
教養を重ねた人ほど同じ読みの繋がりからなる熟語に慣れているので、
そこから外れた組み合わせを見ると違和感を覚えるようになっている。
まあそれも、時代が降るにつれ曖昧になってきているとは思うけれど。

ひょっとしたら朝鮮半島などでも同じような傾向があるのかもしれん。
それと、アルファベットの国々でもラテン語やギリシア語などに由来
する語は数多くあるワケで、それぞれの言語での活用などにも影響を
及ぼしているケースはあるかな、このへん詳しくないので分からんが。

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一方、近代以降には日本から中国などへ逆輸出された語も多いという。
西洋の概念を日本語で扱おうとしたとき、既存の単語を組み合わせて
新たに作られたり、長らく使われていなかった用語に意味を割り当て
るなどしたのがあって、そのまま漢字圏の他の言語にも受け継がれた。
ほぼ同じ文字体系を持つ者どうし、そういう融通を利かすコトもある。
ただし、このケースだと読みは現地の発音で使われているらしいので、
今回の話題とは少し外れる、というか文字体系の違いこそ大きいのか。䵇

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