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2014/06/16

そんなコトバっかり(8) 外へ流れ出していくコトバ

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言語には文化的背景が密接に絡み合ってるというか、日本語のように
ほぼ国家と言語圏がイコールの場合などでは特に、そこらへん不可分。
そういう言語と他の言語が絡む遣り取りには、いろいろ注意が必要だ。

「この言語に於いては一般的に文章中で明示されない情報」というか
「この言語に於ける一般的な文章パターンの中に含まれていない情報」
みたいなのがあって、翻訳などするときにはそれを補ってやらないと、
「コイツいったい何のハナシをしてるんだ」みたいな誤解の源となる。

逆に翻訳されるコトを前提として書いたり発言する場合も気をつける。
いったん自分の口から出てしまったが最後、その先もう制御できない。
「この言語に於ける一般的な文章パターンの中に含まれてしまう情報」
など翻訳先で付加されてしまうと、もう手に負えなくなったりもする。
まあそんな機会なんて多くないんだが、だからこそ意識した方が良い。

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いや同じ言語圏の中でも、たとえば日本語を使っている人たちの間で
あってさえ、文化的思想的背景が異なると、そういう現象が生じ得る。
政治的に対立するような集団間でのイザコザの大半は、それが原因で
あったりするんじゃないかと思うくらいで、見てると阿呆らしくなる。

まあ誰に向けての発言か、という問題はあって、大概は対外的な発言
の体裁でありながらも実質的に集団内に向けて言ってたりするワケで。
特に政治的な発言というのは、往々にしてそういう風に使われるもの。

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