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2014.07.08

枠の中のモノガタリ

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モノガタリは何もかも駄目だ、という気はない。日本の情報消費者が
好むものとして媒体企業が提供する性質のソレが、どうも苦手なのだ。

曰く、凶悪犯罪の加害者は生まれ育ちからして残忍な性格であったか、
または何らかのきっかけで豹変した者であって過去にも悪事の数々が、
だとか、逆に被害者は幼少の頃から夢があり将来を期待される善良な
人物であったが不幸にも犯罪の標的となって命を落とした、みたいな。

そんなに因果応報のスジガキが好きなら昔ながらの時代劇でも見てろ。

あるいは政府や大企業といったのは常に民衆から搾取する存在であり、
かつその中の誰か(単数/複数)の企みにより恣意的に動かされていて、
消費者や労働者が団結しなければ対決できないし、何らかの正義の力
によって暴かれない限り悪事が隠蔽され続ける、みたいなスジガキも。

これはプロレタリア小説とかそのへん(詳しく知らないが)の流れかな。

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社会のデキゴトを偏りなく捉えられるようにしたい、とかいうのなら、
まずはそういったスジガキを求めがちな心理的バイアスを排除せねば。

まあそんなの個人の嗜好の範囲内であるなら別に構わないんだけどね、
何らかのメディアを通じて流れてくるのが迷惑だというだけなんだし。
ただ今のヨノナカではソーシャル()方面で驚くほど拡散したりするが。

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