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2015/02/18

住宅街化する商店街

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川越の旧市街は武家と商家と職人の街がそれぞれあり、ところどころ
寺社が点在するような感じだったのが、近代になって商店街が広がり
それぞれの区画の外周に商店が軒を連ね内側へ居住空間を追いやった。

その小さな商店の数々は高度成長の終わり頃からだったか、スーパー
マーケットに客を奪われたか顧客そのものの変化によるものか判然と
しないのだが、ともあれ次第に衰退し、シャッターを下ろしていった。
旗竿地の奥まった土地が取り残されたのも、致し方のないコトだろう。

市内および近隣在住の人たちを相手にする商売で活気を維持している
コトができたのは異なる鉄道会社が別々に作った駅と駅の間を結んだ
あたりの商店街ばかりといった感じだったのだが、取り残されていた
北の方の古い商店街では平成に入ったあたりから観光客を呼び込んで
新たな客層を相手に商売するようになり、気付けば今のような活況へ。

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一方で、駅間徒歩ルートからも観光エリアからも取り残された商店が、
ほとんど誰からも顧みられなくなって、ひそかに静かに消えていった。
むしろ近年では、それほど混雑しない雰囲気が住民を呼び寄せている。

東西に延びる旧商店街の「鰻の寝床」状態に区切られた土地の一角で、
何年か更地だったのが気付いたら集合住宅っぽい基礎が打たれていた。

旗竿というか幟旗みたいな形の土地、奥の方は静かな環境になりそう。

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