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2015.05.10

もと渓谷、今は水路

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曜日の感覚が狂っているが金曜日には市街地に埋もれた歴史の見物へ。
近現代の都市化のコンクリートの波に呑まれ平面的な姿へと固められ
ほぼ雨水の排水路と化してしまった都会の川の、下流部を徒歩10km超。

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石神井川は飛鳥山の手前2~3kmほど、蛇行を繰り返している姿で固定
された状態になっているが、昔は今よりもっとさらに細かく蛇行して
いた流れを改修したような様子が空撮画像や今の地図から見て取れる。

そうやって切り取られた小さな屈曲部は、コンクリの崖の上でさらに
上位の段丘崖に囲まれた半円っぽい形の平たい壇、あるいは三日月湖
のような形の窪地で、今は多くが公園となっているからソレと分かる。

より上流側、中山道板橋宿のあたりから先の流路は、もっと直線的だ。
自然の河川敷を水田にしたのが1町2町ほどの幅で広がっていて、まだ
河川改修の際に宅地化が進んでなかったので区画も流路も整理したか。

それでも、たとえば河川敷の縁をなぞる水路の名残の道だとか、そこ
へ台地上の集落から降りるのに使われたであろう路地などが、今でも
地図で読み取れるし、実際に歩いてみれば明瞭な崖線にも触れられる。

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