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2015.06.21

ニホンのキホン・国家アンコントロール

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何故か最近ちょっと夢の中に知らぬ他人が何人も出てきて絡んでくる。
それもピシッと背広を着込んだ高給取りの会社員っぽいヤツばっかり。
なんかいろいろ相談されたりで、もしや何かの仕事で頼られてるのか。

えーと、もしかして今後そういう仕事が入ってくる吉兆と思っていい?
それなら、だとしたら、今よりもっと稼げるとか思ってしまっていい?

まあ狸の皮のハナシは措いて夢の中で執拗に訊かれた件について回答。

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質問は、近現代日本組織についてどう思うか、みたいなハナシだった。

マネジメントとかガバナンスとか言っておいて、形だけはできてるが
実際それでどうするといった方向性も持ってなくて迷走している感じ。
それ以前に、実は半ば自律的な集団構造や秩序が染み渡っているので
他の秩序維持システムを芯から受け付けるのが容易ではないのだろう。

その半ば自律的な集団構造や秩序のようなのは、おそらく列島の中で
つまり基本的には閉じた社会の枠の中で昔から、各時代ごとに変化を
受けたりしつつ遺伝的アルゴリズムのように作られ培われてきたもの。
主君の姿など知らぬ僻村でも自発的に秩序を守るような、そんな仕組。

で、そういうのが近現代日本の組織の中にも微妙に受け継がれていて、
大きな組織の中でも小さな集団が自律的に活動するような形となって、
それぞれに集団の目的に沿った独自のオペレーションとムラの秩序が
あり、それらを構成員の大半が自発的に守ろうと活動している感じで。

でも自分のムラの外にまた別の枠があるとかそういうトコロまで意識
して活動してる人は少数で、認知していても気に留めなかったりする。
職場にあってはムラ優先、他のムラは他のムラ、あと各人の家庭環境
みたいなのも基本的に持ち込めない場であり、家庭のコトは各家庭で。

てなワケで個々のムラのオペレーションはきちんとしているようでも、
筋が通っていないとバラバラになって全体としてはカオス、支離滅裂。
例えば官僚組織とか大企業とかそういうのが、概ねそんな感じになる。
おまけにムラ論理を壊しかねない改革は、現場が容易に受け入れない。

特に全体として苦境に陥ったときなど上層部が闇雲に厳しいノルマを
個々のムラに課したりして、自分たちの小さなムラを守るため必死と
なって、マナー違反やルール破りも平気で(もちろん部外秘で、だが)
やったりもする。要するにムラそのものを守ろうとする意志が強くて。

たとえて言うなら多結晶状態というか、なんかもっとバラバラな感じ、
ゲル状態くらいだったりするかもしれん。いずれにせよ単結晶に比べ
不利な点も多いけど何と言っても強靭、小さな結晶を虱潰しにしても
なかなか全体の構造を崩せないので、結構しぶとく生き残ったりする。

それから各結晶が個別に外界と接しているので、外から見た感じでは
応答が早いし全方位への対応も可能、しかも外部から磁場をかけたり
すると一斉に向きが揃って全体としても物凄い力を発揮したりもする。
こういうときは凄まじい勢いで結晶の数が増えていくので成長も早い。

ただ磁場が消えた途端にアレ。むしろ全体が痛めつけられたときなど、
もう全てが一斉に変貌して全体としての秩序も完全に失われてしまう。

えーと、夢の中で回答した内容を起き抜けに思い出しつつ書き出した
のを整理して少し加筆しただけなので読み返すとイマイチありきたり。

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