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2015/07/10

たまには時事ネタ(105) 脅威となるのは誰でもない

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まあ戦争は繰り返しませんとか何とかキレイゴトを幾ら言ってたって、
その大きな要因となる経済問題を何ともできない以上ヒトの世界には
常に紛争のタネがバラ撒かれた状態のまま改善される気配もないのだ。

かなり厳しい情勢になってきているのが欧州の一部国家での金融不安、
不可避となれば急成長を遂げてきた各国へ波及していく可能性がある。

一つひとつなら大した被害にならない程度の不安材料かもしれないが、
それらが次々に連鎖してドミノ倒しのようになっていけば止まらない。
今や全世界の証券市場はカネの流れで繋がった一つの海のようなもの。

そういう形で世界的に金融危機が生じたケースは過去に何度もあった。
だのに人々は、特にヒト集団となると、どこか歯止めが利かなくなり
破綻するまで突っ走ってしまったりするチキンレースを繰り返してる。

誰かがそうすれば、他も追随しないと負けてしまう、っていう感覚が
全員のブレーキを控えさせる集団暴走の原理は、集団間でも発生する。

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多くの場合、集団の方向性を決断するのは、その中の一握りの人たち。
だが彼らとしても集団を構成する人々が嫌がるようなコトはできない。
それどころか集団の構成員たちに媚びてしまいがちだ。致し方ないが。

それゆえしばしば、「集団の総意」として非常にワガママとなったり、
また集団内外の個体に対して非情で冷酷なコトをしでかしたりもする。

民意というのは、それをさせかねないものだというのを忘れるなかれ。

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